通勤式エンタメレビュー|トイ・ストーリー(1995)【映画】

エンタメレビュー

昔、「ウッディに似てる」と言われた男が、育児中に『トイ・ストーリー』を見直した話

あらすじ・作品概要

カウボーイ人形のウッディは少年アンディの1番のお気に入りで、仲間のおもちゃたちのリーダー的存在でもあった。ところがある日、最新式のおもちゃ「バズ・ライトイヤー」が誕生日プレゼントとしてアンディのもとにやってきて、ウッディはお気に入りの座を奪われてしまい……。
(映画.com)

監督: ジョン・ラセター

視聴時間: 81分

評価

映画の面白さ:★★★★

 今見てもまったく色褪せない。おもちゃたちが繰り広げる冒険は、大人になっても心を躍らせてくれる。

家族へのおすすめ度:★★★★★

子どもと一緒に見たい。子どものころに観た大人も、初めて観る子どもも楽しめる。

総合おすすめ度:★★★★★

これほど普遍的な面白さを持つ映画はそうそうない。ストーリー良し、キャラクター良し、テンポ良し。親子で楽しめる。

感想・イチオシポイント

見てるだけで楽しい!おもちゃらしいファンキーな動き

おもちゃたちのバタバタと走る姿を見るだけで楽しい。ポテトヘッドの全身がバラバラになったり、バズの腕が吹き飛んだりと、おもちゃだからこそ笑えるバイオレンスさ。犬のバネが伸びる様子は少々痛そうだったけど…。

親目線で考えさせられる教訓

シドのおもちゃへの扱いはもちろんだが、アンディですらおもちゃの目線で見るとその扱いはかなり乱暴。この映画をきっかけに、物を大切にする心について話すきっかけにもなるだろう。この映画を観ると、「おもちゃは大切にしよう」と子どもに教えたくなる。

悪いことをする奴らの扱い

この映画の悪いことをする存在はどこか同情できるところがある。乱暴な遊び方をするシドは、演出上はめちゃくちゃ怖い存在・完全な悪役だが、男の子なら誰もがあのくらい過激な遊びをすることだろう。こっぴどくやられるが、これも一つ彼にとっての教訓、ひいては視聴する子どもへの教訓となるだろう。

主人公ウッディもバズへの嫉妬から相当なやらかしをするが、アンディの一番でありたかった、みんなのリーダーでいたかったウッディのことを考えると、人間らしくて憎めない。


最後に

子どもの頃に観た記憶がうっすらとしか残っていなかったのですが、大人になってからあらためて見たら、こんなに奥が深くて面白い映画だったんだと感動しました。ぜひ、皆さんも子どもの頃を思い出して、ご家族と一緒に観てみてください!

ちなみに、ヨーロッパでは宿り木の下でキスをすると永遠に愛は続くという伝説があるそう。ハリーポッターでもこんなシーンありましたね。当時は意味を知りませんでした。

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