通勤式エンタメレビュー|シャッターアイランド(2010)【映画】

エンタメレビュー

暗いお話。真剣に見ましょう

あらすじ・作品概要

1954年、失踪した女性患者の謎を探るためにボストン沖の孤島に建つ犯罪者用精神病院を訪れた米連邦保安官テディ・ダニエルズ(ディカプリオ)に次々と不可解な出来事が起こる。
(映画.com)

  • 視聴時間: 138分
  • 主演: レオナルド・ディカプリオ
  • 監督: マーティン・スコセッシ

映画の面白さ: ★★★★★

この映画はながら見するべきではない。というか、意図的に「2回目を見せる」作りになっているので、サクッと見れる映画ではないのは間違いない。しかし細かな伏線とその回収は見事。

夫婦へのおすすめ度: ★★☆☆☆

一緒に見ると暗いムードになること間違いなしだが、視聴後に気になったポイントを話し合うと楽しめるはず。

総合おすすめ度: ★★★☆☆

通勤で気軽に見るような作品ではないし、強くはおすすめできないがめっちゃ面白い

感想・イチオシポイント

今回はほぼネタバレなしです。というかネタバレしたら映画が面白くなくなっちゃう系の映画なので…

散りばめられた伏線と、その回収

いたるところに伏線が張られていて、後々「ああ、そういうことだったのか…」と納得できるのが、この作品の醍醐味。伏線の例としては「」など。2回目の視聴で初めて気づくことも多く、「通勤時間に垂れ流しておこう」という意識で見ると、全く楽しみきれない。

迫真の演技

ディカプリオの演技が光る作品です。目の動かし方一つにも意味があり、彼の一挙手一投足から目が離せなくなる。特にラストシーンの一言は、どういう意味で言ったのか…。

謎めいた雰囲気

正直、この作品が一番人を選ぶポイント。謎が謎を呼ぶ展開、薄気味悪くて暗い映像。大盛り上がりする映画ではなく、「うーん」と唸らされるような、思索にふけるタイプの映画。


さいごに:じっくりと見ましょう。

イチオシの映画だけどクソほど救われない話なので奥様にはおすすめはしません。以前実家で「おすすめだから見よう」と言って居間で母と見ましたが、家が微妙な空気になりました。

コメント

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