パパ目線ゲームレビュー|GOD EATER 3

エンタメレビュー

ストーリーなんて知らねえ!ただ俺は狩りゲーがしてえんだ!

評価

ゲームの面白さ: ★★★★☆

アクションは面白いし、超快適。半面ストーリーは空気

パパ的おすすめ度:★★☆☆☆

片手間のながらプレイは不可。 妙に性的なキャラクターがいたりと、パパとしてプレイするには少し難しい部分がある。

総合おすすめ度: ★★★☆☆

アクションは快適だが、全体的には人を選ぶ。

感想

GOD EATER(以下GE)というゲームについて

当該シリーズは初代のみプレイ済み。2はストーリーだけ知ってる程度。

おもにGEはあの「モンスターハンター」を「スタイリッシュなアクション、個性豊かなアニメ調のキャラ、ストーリー重視」にした作品です。

初代はあまりのクソバランスゆえに批判されたものの、バージョンアップ版の「BURST」で上記のブランドを確立しました。

また、続編の「GE2」も賛否はあれど「魅力的なキャラ、ストーリーとさらに拡張された爽快アクション」という評価だったそうです。

GE3は超快適アクションゲーム!

そして本題の「GE3」はどうなったか。個人的な感想を言うと「これまでの評価点であったキャラとストーリーをかなぐり捨てて、超快適アクションに特化したゲーム」でした。

本当にアクションが面白く、マップを高速移動し敵に接近、ズバズバと敵をなぎ倒す。

あまりの快適さに気が付いたら僕はアプデ追加を含むすべてのクエストが最高評価になっていました。自慢のように聞こえるかもしれませんが、強い武器使って強い技ぶんぶん振り回したら本当に簡単に最高評価が取れます。ここまでくると「作業」のような気も…?

サクサクプレイでき、クエスト単位で区切り良くやめられるので時間のないゲーマーも楽しめます。

ぱっとしない設定とストーリー

半面、設定やストーリーはイマイチ。

このゲームは「荒廃した世界」っぽい設定がちらほらありますが、どうにも説明不足感が否めません。例えば、最初は牢屋が拠点となっており、主人公たちは囚人か奴隷のような扱いをされているので「今回はシリアスな話か!」と期待していると、すぐさま解放。その後の拠点はいつものGEとほぼ同じようなところでした。牢に戻ることは2度とありません。最初の牢屋、いる?

ストーリーについては「ユウゴ」というキャラを受け入れられるかどうかで評価が左右されると思います。このキャラ、鬼のような活躍ぶりで主人公を空気にしてくる存在です。要はストーリーの牽引役なのですが、ガバガバな作戦を主人公補正で乗り切っていく様はさながら主人公様です。キャラ造形もかっこよく、頼れるアニキ的ポジションなんでしょうが、完全に主人公が食われています。ついでに仲間としても頭一つ性能が高い。なんでも優遇されてるなこいつ…。

パパ目線:家族の目に優しくないキャラ達

そのほかのキャラは見た目がまあ特徴的な人が多く、腋見せ小僧、頭にカニが乗ってる乳横乳縦乳、ロリ天使…と、独創的。でもキャラの深堀りがなされるのがクリア後なのでまあ空気。

主要キャラの女性陣が一部分を除き妙に性的なデザインをしているので、家族の前でプレイするのは多少はばかられるかも。

ちなみに、僕イチオシのキャラはエイミーさん。クエストが終わるたびに「おかえりなさい!」と声をかけてくれます。あったけえ…

さいごに

ちなみに、僕は「ヴァリアントサイズ(鎌)」という強武器しか使いませんでした。これがまあ快適。鬼のリーチと超高火力。安全な位置で振り回しているだけで敵が溶ける。この武器があったからこのゲームが面白かったといっても差し支えないです。

あまりの中毒性に、モンスターハンターワイルズをプレイして真っ先に思ったのが「鎌がない…」でした。

逆に言うと、武器種選びによってはこのゲームが苦行となる可能性も…?特に今作の新武器種「バイティングエッジ(双剣)」は相当つらいそうですので、覚悟をもってプレイしましょう。

いろいろ書いていますが、セールで1000円弱で買うことができるので、時間つぶし程度にはおすすめです。フルプライスでは絶対におすすめできません。

余談ですが、2022年にGEシリーズのファンクラブが終了しました。続編は絶望的かもしれません。

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