通勤式エンタメレビュー|レオン(1994)【映画】

エンタメレビュー

こういうのでいいんだよ、こういうので。

あらすじ・作品情報

舞台はニューヨーク。家族を殺され、隣室に住む殺し屋レオンのもとに転がり込んだ12才の少女マチルダは、家族を殺した相手への復讐を決心する。
(映画.com)

監督: リュック・ベッソン
視聴時間: 110分(劇場公開版)、133分(完全版)
主演: ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン


評価

映画の面白さ:★★★★★

ストーリーが分かりやすく、長すぎず短すぎない。複雑な伏線などはないが、キャラクターの魅力、ストーリーの面白さ、演出面。どれをとっても高クオリティ。

夫婦へのおすすめ度:★★★★★

過激な設定のラブストーリーなので、奥様もドキドキするはず。衝撃的な展開に、夫婦で語り合いたくなることうけあい。

総合おすすめ度:★★★★★

僕が洋画にハマるきっかけになった作品。最後は涙なしには見られない。

感想・イチオシポイント

「こういうのでいいんだよ」の典型

真面目なシーンはちゃんとドキドキし、日常シーンはちゃんと心が温まる。それゆえ最後のシーンには心がやられる…
こういうのでいんだよ、というのをしっかりと抑えている作品。視聴後の喪失感がすごいが、それを上回る満足感がしっかりとある。

濃いキャラクター

登場人物の歪みがすごい。主人公レオンは殺し以外を知らないため生活感が皆無で純粋。マチルダは干支一周は離れた男性を誘惑するマセガキ。麻薬捜査官は麻薬を吸っている。だがそれがいい。

最高の演技

俳優の熱演が素晴らしいので映画に没頭できる。特にゲイリー・オールドマンのあまりのハマりっぷりに、僕は当時「ゲイリー・オールドマンは悪役顔」と認知していた。その後ハリー・ポッターシリーズでシリウス・ブラック役として出演しており、「あ、シンプルに演技が上手な方だったんだな」と再認識させられた。

さいごに

この映画は僕が洋画にハマったきっかけとなった作品です。レビューを書くにあたって視聴しなおしましたが、やはり何度見ても感動できる最高の映画だと再認識しました。

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