妻に元気がない!
今、僕の目の前にいる妻が、どうも元気がない。
理由は一つじゃないだろうけど、この状況は放っておけない。彼女の不満が静かに降り積もり、やがて我が家の平和を揺るがす大噴火につながる前に、夫として何か動かねば…!
というわけで今回は、妻の笑顔を取り戻すための作戦を真剣に考察してみることにします。
まずは「考察編」。これを元にした「実践編」の結果はまた後日。乞うご期待!
原因究明!考えられる理由(夫の推測)
さて、何が妻を「元気がない」状態にさせているのか。もちろん、これは僕が勝手に考えているだけで、妻の意見を直接聞いたわけではないのですが…。
理由①:シンプルに、「睡眠不足」
世のお母さま方、全員この状態異常にかかっている説。夜中の授乳に、日中の家事。まとまった休息が取れずに心身がすり減っていく…。これが一番の原因である可能性は高そうです。
理由②:「ご機嫌取り不足」の可能性?「ありがとう」だけじゃ、足りないのかも
つまり、「愛不足」…。夫からの感謝やいたわりの気持ちが、十分に伝わっていない状態。毎日「ありがとう」と言葉にはしていても、「もっと私を見てほしい、気遣ってほしい」というサインなのかもしれません。
理由③:「不用意な一言」が刺さっている
良かれと思って言った一言が、妻を傷つけている可能性。心当たりがある方も、無意識の方もいるでしょう。特に女性は「共感」を求める傾向が強いもの。「こうすればいいじゃん」という解決策が、「ただ聞いてほしかっただけなのに…」とすれ違った経験は、誰しもあるはずです。
原因が見えれば、やるべきことも見えてくる!具体的な対策プラン
さて、だんだん何をすべきかが見えてきましたね。(相変わらず、妻の意見はガン無視ですが。) それぞれの原因に対して、僕なりに考えた対策を立てていきましょう!
【睡眠不足】への対策:とにかく妻が休める時間を作る
▶︎作戦1:家事を引き受け、強制的に休息時間を作る
まずはこれでしょう!普段ママがやってくれている家事を、こちらが率先してやってみましょう。
例えば我が家では、下記のような分担です。実際のところ掃除洗濯は妻のほうが多く行っているので、なかなかの負担量です。
妻:料理(夜)、授乳、夜の添い寝(平日)
僕:料理(昼)、ごみ片付け・ごみ捨て、風呂掃除、寝かしつけ、夜の添い寝(休日)
そのほか(掃除・洗濯など)は手があいてるほう
授乳はどうしようもないので、それ以外の料理・掃除・洗濯をすべて終わらせてしまう。そして、お疲れの妻にカフェインレスのコーヒーでも淹れて、「ゆっくりしてて」と一言。完璧な流れです。
家庭それぞれで担当範囲が異なると思いますので、そこは要調整ですね。
▶︎作戦2:夜間、子どもと離れて眠る時間を作る
夜間授乳で眠れないなら、一回分をミルクに代わってもらい、そのスキに寝てもらおうという作戦です。ここでしっかりと睡眠時間を確保してもらうのです。
ここで念のための注意点として、「完全母乳」で育児をしたいと強く思っている奥様もいます。その方にミルクをおすすめするのは厳禁です。「こんなに努力して母乳で育ててるのに…!」と追い詰めてしまうかも。母乳かミルクか、選択肢はあっても選ぶのは奥様と思っておいたほうが安全です。
問題がなさそうならこの提案をしてみましょう。
【ご機嫌取り不足】への対策:感謝と愛情を「見える化」する
▶︎作戦1:「愛」を囁く…
世の中の男性は結婚して子どもが生まれると、改めて愛情や感謝を伝える機会は減りがちです。でも、心の中にはちゃんとあるはず。言葉に出すのが難しいだけで…
ここは思い切って恥じらいを捨て、夕食の時などに「いつも本当にありがとう。愛してるよ」と「愛」伝えてみましょう。ついでに、ちょっとしたプレゼントがあると効果はさらに高まるかもしれません。
▶︎作戦2:「ありがとう」を形にしてプレゼントする
あまり高価なものは気を使わせてしまうので、ちょっと喜んでくれそうなものを選ぶようにします。
例えば、一輪の花や好きなスイーツ、香りの良いハンドクリームなど。2,000円くらいの予算なら、きっと喜んで受け取ってくれるはずです。
【不用意な発言】への対策:「聞くスキル」を磨き上げる
こればっかりは普段から気を付けるしか…ない…。
ですが!人間は学ぶ生き物です。どんなことが言われたくないのか、これまでの付き合いからおおよそわかるはず。例えば我が家の妻が嫌がる言葉の傾向は、以下の通り。
・決めつけるな
「(掃除してないだろうし)掃除するよ」、「(準備してないだろうから)準備しておく。」
どうせやってないんだろ?など、そういう決めつけが気に障るそうです。
たとえ掃除していなくても、準備をしていなくても、暗に指摘されると腹が立つというのはわからないでもないです。
・わかってほしいだけ
解決案が欲しいわけじゃない。話を聞いてほしいだけ。
たとえ解決法が思い浮かんでも、「こうすればいいじゃん」は禁句…。
子育てもそう。苦労を分かち合いたいだけ。解決方法があったとしても、解決するのではなく一緒に苦労してほしい。
夫にとっては地獄への道連れだったとしても…。
傾向が分かっているなら、夫がすべきことは一つ。妻が話している時は、解決しようとせず、ただひたすら聞くことに徹する。
求められているのは「正論」ではなく「共感」です。お茶でも飲みながら、「うんうん、そうか」「それは大変だったね」と、じっくり話を聞く時間を作りましょう。
実践編へ続く…
さあ、作戦は固まりました。 これを実践して、妻に元気を取り戻してもらうフェーズに移りたいと思います。
この作戦の結果は、次回の「実践編」でご報告しますので、お待ちください。
もし、この記事を読んでくださっている先輩諸氏の中に、「ウチはこれで乗り切ったぞ!」「これも地雷だから気をつけろ!」といったアドバイスがあれば、ぜひコメントで教えてください。 あなたのその一言が、どこかの家庭を救うかもしれません。
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